オンライン研修の講師料金相場を解説!講師の選び方や注意点もお伝えします

コロナ禍を経て、研修のオンライン化が急速に進みました。
しかし、いざオンライン研修を実施しようとすると、「講師の料金はどれくらいかかるのか」「相場に対して高すぎないか」などの疑問が生じることもあるでしょう。

本記事では、オンライン研修における講師の料金相場について分かりやすく解説します。加えて、研修の内容や講師の選定によって変動する要素についても紹介します。

目次

オンライン研修での一般的な講師料金

オンライン研修の講師料金は、講義の時間や内容、講師の専門性などによって幅があります。

ここでは、よくある価格帯や特徴を項目ごとに詳しくご紹介します。

講師料金は1日あたり15〜30万円程度

オンライン研修における講師の料金は、1日(6時間程度)あたり15万円から30万円ほどが一般的です。

企業規模や業界、講師の経験年数などによって前後しますが、標準的な範囲としてこの程度を見込むと良いでしょう。

講師1回あたりの相場は時間で異なる

オンライン研修の料金は、講義の所要時間によって変動します。2時間程度の短時間研修であれば5万〜15万円ほど、半日(3〜4時間)であれば10万〜20万円程度、1日(6時間以上)となると15万〜30万円前後が目安です。

一般的に、研修時間が長くなるほど、1時間あたりの単価は下がる傾向があります。

講師料金自体は対面より安い

同じ内容の研修でも、対面形式に比べてオンライン研修の講師費用は抑えられる傾向があります。

理由としては、講師の交通費や宿泊費が不要であることに加え、移動にかかる時間や労力が不要になるためです。こうしたコスト削減要素が、全体の見積もりにも反映されやすくなっています。

専門性が高いと費用が上がる

研修内容に高い専門性が求められる場合、講師料金も上がる傾向があります。

例えば、マネジメントスキルの向上、コンプライアンス、DX、メンタルヘルスなどのテーマでは、準備の手間が増えることや、該当分野に対応できる講師が限られていることから、費用が高くなることが多いです。著名な講師や実務経験が豊富な講師の場合、1日あたり30万円〜50万円以上になることもあります。

さらに企業ごとの課題に応じて研修内容をカスタマイズする場合も、専門的な対応力が必要となり、料金が上乗せされるケースがあります。

講師料金に影響する5つの要素

オンライン研修の講師料金は、一律で決まっているわけではありません。実際には、講師のスキルや研修の設計内容、実施方法など、さまざまな要素が金額に影響を与えます。

ここでは、料金を左右する代表的な5つの要素を解説します。

講師の経験・専門性・知名度

講師の料金は、その人の経歴や実績によって大きく変わります

実務経験が豊富で、企業でのマネジメントや専門的なプロジェクトに携わった経験がある場合、現場感覚に基づいた実践的な研修が可能なため、評価も高まります。また、講師としての登壇歴が長く、多くの企業で研修実績がある場合も、信頼性や効果への期待値から単価が高くなりがちです。

AI活用やESG、経営層向けマネジメント研修など、難易度の高いテーマに対応できる講師は希少であるため、相場より高めの料金になる傾向があります。

オンライン研修の実施数や時間

研修の実施回数や所要時間も、料金に大きく影響します

たとえば、同じ内容であっても1回完結型の研修と、3日連続で実施する研修とでは価格体系が異なります。研修の時間が長くなれば、それだけ講師の拘束時間が増えるため、料金は高くなります。ただし、同一テーマを複数回に分けて実施する場合には「パッケージ割引」が適用されることもあります。

例えば「週1回×1か月」のような継続実施の形で依頼することで、1回あたりの単価が抑えられるケースも見られます。

研修内容をカスタマイズするか

研修の内容を自社の課題や業界に合わせてカスタマイズするかどうかも、料金を左右する重要な要素です。

既存のテンプレートに沿って行う標準型の研修であれば、比較的リーズナブルな価格で提供されることが多いです。
一方、カスタマイズを希望する場合は、事前のヒアリングや業界・社内用語への置き換え、実際の業務に即した事例設計・資料のスライド修正など、講師側の作業負担が増します。

そのため、こうした追加工数が料金に反映されることになります。

使用するオンラインツールの種類

研修で使用するオンラインツールの種類も、料金設定に影響を及ぼす場合があります。

例えば、ZoomやTeamsを用いたリアルタイム型の研修であれば、大きなコスト増にはつながりにくいですが、録画型やオンデマンド配信型の研修では、映像の収録・編集・字幕挿入などの作業が発生します。
また、専用スタジオでの収録が必要な場合や、高画質な映像・音声設備を用いる場合には、配信機材や技術スタッフの費用も別途加算されることがあります。

このように、実施形式によって追加費用が発生することを理解しておくと安心です。

資料作成や打ち合わせなどの付帯業務

講師によっては、研修の当日以外にも関わる作業に対して、追加料金を設定しているケースがあります。

例えば、スライドや配布資料の作成、事前打ち合わせによる進行確認や内容調整、さらには研修後のフィードバックレポート作成などが該当します。これらの業務は、講義とは別に時間や労力がかかるため、別途費用が発生することがあるのです。

依頼の際には、講師側がどこまでの対応を含んでいるのかを事前に確認しておくことが大切です。

オンライン研修の講師料金を比較する際の注意点

オンライン研修を依頼する際、多くの方が講師料金に目を向けますが、価格だけで判断してしまうと、期待した成果が得られないこともあります。

ここでは、講師料金を比較するときに注意すべきポイントを分かりやすくご紹介します。

講師料だけで比較してしまう

オンライン研修の依頼先を選ぶ際、「講師料が安いから」という理由だけで決定してしまうのは危険です。

一見、同じ20万円という価格であっても、サービスの中身が大きく異なる場合があります。
例えば、事前の打ち合わせや受講者向け資料の作成、研修後のフィードバックレポートなどが料金に含まれているかどうかで、実質的な価値は変わります。

価格の表面だけでなく、その内訳までしっかりと確認することが重要です。

見積もりの項目を確認しない

オンライン研修の見積もりには、企業や講師によって異なる項目が含まれます。
そのため、金額だけを見て契約するのではなく、内訳に目を通しておくことが大切です。

特に注意したいのが、「見積書に含まれていない業務が、後から追加請求される」といったケースです。

打ち合わせ回数、資料修正の回数制限、研修後のレポート有無など、想定外のコストを避けるためにも、発注前に見積書の内容を細かく確認し、必要に応じて説明を受けることをおすすめします。

オンライン研修には隠れコストがある

オンライン研修は対面研修に比べてコストが安くなると思われがちですが、実際には気づきにくい追加費用が発生することもあります。

例えば、以下のような項目が別途請求されることがあります。講師のオンラインツール操作に対するサポート費用、進行を補助するサブ講師やファシリテーターの人件費、録画や編集にかかる費用、事前の配信テスト対応費、研修専用システムの利用料などが該当します。

これらは事前に見積書で明示されない場合もあるため、契約前に確認しておくと安心です。

オンライン研修の講師の選び方

オンライン研修の成果を左右するのは、講師の質に大きく依存します。適切な講師を選定できるかどうかが、受講者の満足度や学習効果に直結するためです。

ここでは、講師選びで確認すべきポイントをご紹介します。

自社課題にあった講師か

オンライン研修の効果を最大限に引き出すためには、自社が抱える具体的な課題に対応できる講師を選ぶことが重要です。

単に研修テーマが一致しているだけでは不十分であり、過去に同様の課題に対処した実績があるか、あるいは業界固有の事情に精通しているかなど、経験の深さを見極める必要があります。

自社の目的を丁寧にヒアリングし、最適な内容に落とし込める講師は、結果にもつながりやすくなります。

受講者の階層にあった実績の講師か

講師を選ぶ際には、研修テーマだけでなく、受講対象者の階層にも注目することが大切です。

新卒社員と管理職では、理解度や興味関心・反応の仕方が異なります。特にオンライン研修では、画面越しのやり取りとなるため、参加者の関与を引き出す工夫が求められます。

講師がどの階層に対して多くの実績を持ち、それぞれに適したアプローチができるかを事前に確認しておきましょう。

事前の打ち合わせ時のコミュニケーションはどうか

オンライン研修では、講師との事前打ち合わせが重要なプロセスとなります。

この段階で、講師の柔軟性・理解力・提案力を見極めることが可能です。ヒアリング力に優れ、こちらの意図を正確に汲み取り、目的を的確に言語化してくれる講師は、研修設計にも強みがあります。

また、内容構成の提案力がある講師であれば、受講者に響く形で内容を再構成してくれるため、より効果的な研修につながります。

効果測定やアフターフォロー体制はどうか

研修を単発で終わらせるのではなく、実施後の効果を組織としてしっかり検証・定着させるためには、講師や研修会社がどのようなフォロー体制を持っているかも重要なポイントです。

例えば、以下のような取り組みが用意されているかを確認しておくとよいでしょう。報告レポートの提出・再アンケートの実施・受講者との振り返り面談・研修録画の共有など、研修後のアフターフォローが充実していれば、研修効果を長期的に維持することが可能になります。

オンライン研修の講師料金を抑える方法

講師の質を担保しつつも、予算内でオンライン研修を実施したいというニーズは多くの企業に共通しています。

ここでは、講師のクオリティを維持しながら費用を抑えるための具体的な工夫をご紹介します。

複数回や年間契約を検討する

研修を1回のみで依頼するよりも、複数回または年間契約としてまとめて依頼する方が、1回あたりの講師料金を抑えやすくなります

講師にとってもスケジュールの確保や準備の効率化が可能になるため、継続契約に対して割引が適用されることが多いです。特に、定期的な社員教育を行っている企業や、複数の部署を対象に研修を実施する企業では、あらかじめ年間を通じた契約を前提に価格交渉を進めることで、コストを抑えることが可能です。

カスタマイズを最小限に抑える

講師料が高くなる主な要因のひとつに、研修内容のフルカスタマイズがあります。

ゼロから内容を作成するには講師の準備工数が増えるため、その分料金も高くなります。そこで、既存の研修プログラムをベースに実施することでコスト削減が期待できます。特に、ハラスメント対策やビジネスマナー研修といった汎用的なテーマであれば、既に完成された資料や構成を活用できるため、準備時間が短くなり、講師料を抑えられる傾向があります。

完全オーダーメイドではなく、一部カスタマイズや演習部分の調整にとどめることで、コストと内容のバランスをとることができます。

対象受講者を事前に絞り込む

研修の目的に応じて対象者を明確に絞り込むことで、研修時間や講師の拘束時間を削減でき、その結果として料金を抑えることが可能になります。

例えば、全社員向けにいきなり実施するのではなく、まずは管理職層のみにトライアル的に導入し、その効果を見てから他の層へと展開する手法も有効です。

このような段階的な導入を行えば、初期コストを抑えつつ、研修の効果検証もしやすくなります。

オンライン研修の実施なら『推す!研修』

講師の選定からプログラムの設計、実施後の効果測定まで、オンライン研修の運営には多くの要素が関わります。

オスケン株式会社が提供する『推す!研修』では、企業ごとの課題や対象者層に応じて、研修の設計からフォローまで一貫してサポートしています

講師選びに迷っている場合や、社内に適した研修設計のノウハウがない場合でも安心してご相談いただけます。

研修の目的や実施形態に合わせて、無理のない範囲で最適な形をご提案いたします!

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