すぐ使えるアンケート例文をご紹介!アンケート実施のポイントも解説

研修後にアンケートを実施するのは、研修の効果を測定し、次回以降の改善につなげるためです。しかし、目的に応じて適切な質問を設定しなければ、期待したデータを得ることはできません。 アンケートの構成や質問内容を決める前に、まずは実施の目的を明確にすることが重要です。
【前提】アンケート内容は目的で決まる!
研修後アンケートの主な目的
研修アンケートの目的には、大きく分けて以下の3つがあります。
- 満足度の測定
- 受講者が研修内容にどの程度満足したかを確認し、講師の説明、研修の進行、教材の質などを評価する。
- 例 「研修の進行スピードは適切でしたか?」(5段階評価)
- 理解度の測定
- 研修を受けたことで、受講者の知識やスキルがどの程度向上したのかを把握する。
- 例 「研修で学んだスキルを業務で活かせると感じますか?」(5段階評価)
- 定着率の測定
- 研修で得た知識が業務にどの程度定着しているかを確認し、フォローアップの必要性を判断する。
- 例 「研修で学んだことを、業務で実際に活用しましたか?」(自由記述)
目的に応じたアンケートの設計
アンケートの全体構成や質問の種類は、目的によって異なります。
- 満足度を測る場合 → 主観的な評価(例:5段階評価、選択式質問)
- 理解度を測る場合 → 理解度テストや業務適用の可能性を問う質問
- 定着率を測る場合 → 研修後の一定期間を経て、業務での活用状況を確認する質問
このように、何を目的にするかによって、適切な質問内容や評価方法が変わります。
アンケートを作成する際は、まず目的を明確にし、それに合った質問を選定することが成功のカギとなります。
アンケートを実施すべき理由と注意点
研修の効果を最大化するためには、受講者のフィードバックを正しく収集し、次回の研修に活かすことが重要です。 そのために、研修後アンケートを実施する企業が多くあります。しかし、アンケートの目的を明確にし、適切な設計をしなければ、十分な効果を得ることはできません。ここでは、アンケートを実施すべき理由と、実施時の注意点を解説します。
アンケートを実施すべき理由
研修後にアンケートを実施することで、以下のようなメリットがあります。
- 受講者の満足度を把握できる
- 研修の進め方や内容が、受講者の期待に合っていたかを確認できる。
- 例 「研修の進行スピードは適切でしたか?」(5段階評価)
- 研修の効果を測定できる
- 研修を受けたことで、どの程度知識が定着し、業務に活かせるようになったのかを評価できる。
- 例 「研修で学んだスキルを業務で活用できると感じますか?」(5段階評価)
- 次回以降の研修改善につながる
- 受講者の声を分析し、今後の研修内容や進行方法をブラッシュアップできる。
- 例 「研修で改善が必要だと感じた点を教えてください。」(自由記述)
アンケート実施時の注意点
アンケートを適切に活用するためには、以下のポイントに注意する必要があります。
- 設問が多すぎると回答率が下がる
- アンケートが長すぎると、受講者の負担が増え、適当な回答が増える可能性がある。
- 対策 必要最低限の設問数(5〜10問程度)に絞る。
- 漠然とした質問では適切なフィードバックが得られない
- 「研修はどうでしたか?」のような抽象的な質問では、具体的な改善点が見えにくい。
- 対策 「研修で最も役立った内容は何ですか?」のように、具体的な質問を設定する。
- アンケート結果を放置しない
- アンケートを実施しただけで終わると、受講者の意欲が低下する。
- 対策 得られたデータをもとに改善点を整理し、次回の研修計画に反映させる。
目的ごとのアンケート例文をご紹介!
研修アンケートは目的に応じて適切な質問を設計することで、より具体的で実践的なフィードバックを得ることができます。ここでは、「満足度」「理解度」「定着度」の3つの目的別に、実際に使えるアンケート例文を紹介します。
満足度を測定する際の例文
- 「研修全体の満足度を教えてください。」(5段階評価)
→ 受講者の研修に対する全体的な印象を把握でき、次回の改善点を見つけやすくなります。 - 「研修の進行スピードは適切でしたか?」(「速い」「ちょうどよい」「遅い」)
→ 研修のペースを適切に調整し、より効果的な学習環境を整えるのに役立ちます。 - 「今回の研修を他の同僚にも勧めたいと思いますか?」(「はい」「いいえ」)
→ 受講者が研修の価値を感じているかを評価し、今後の研修企画の参考にできます。
理解度を測定する際の例文
- 「研修で学んだ内容を理解できましたか?」(5段階評価)
→ 受講者の理解度を可視化し、必要に応じてフォローアップ研修を検討できます。 - 「研修の内容の中で、特に印象に残ったポイントは何ですか?」(自由記述)
→ どの部分が効果的だったのかを分析し、今後の研修内容の設計に活かせます。 - 「以下の用語の正しい意味を選択してください。」(選択式クイズ)
→ 研修で扱った専門用語や概念が正しく理解されているかをチェックできます。
定着度を測定する際の例文
- 「研修で学んだスキルを業務に活用できていますか?」(5段階評価)
→ 研修内容が実務に活かされているかを確認し、必要なら追加サポートを検討できます。 - 「研修で学んだことを実践した具体的な例を教えてください。」(自由記述)
→ 受講者が研修内容をどのように業務に取り入れているかを把握できます。 - 「研修を受けたことで、業務の効率や成果に変化がありましたか?」(「向上した」「変わらない」「低下した」)
→ 研修の成果を数値化し、経営層や研修担当者に対する報告資料の作成に役立ちます。
アンケートの設問例
研修の効果を適切に測定するためには、目的に応じた設問を設定することが重要です。以下に、研修後アンケートで活用できるおすすめの設問を5つ紹介します。
1. 研修の全体的な満足度を教えてください。
→ 受講者の総合的な評価を把握し、今後の研修改善の参考にできます。
【設問例】
「今回の研修にどの程度満足しましたか?」
→ 5段階評価(非常に満足〜全く満足していない)
2. 研修で学んだ内容を業務に活用できると感じますか?
→ 研修の実用性や実務での活用可能性を測るための設問です。
【設問例】
「研修で学んだ知識やスキルを、業務でどのように活用できると思いますか?」
→ 5段階評価(非常に活用できる〜全く活用できない)
→ 自由記述欄(具体的な活用方法を記入)
3. 研修内容の理解度を評価してください。
→ 研修が受講者にとって理解しやすかったかを確認し、必要に応じてフォローアップを検討できます。
【設問例】
「研修で学んだ内容を十分に理解できましたか?」
→ 5段階評価(完全に理解できた〜全く理解できなかった)
4. 研修の進行や講師の説明は適切でしたか?
→ 研修の進め方や講師の説明スキルを評価し、改善点を洗い出します。
【設問例】
「講師の説明は分かりやすかったですか?」
→ 5段階評価(非常に分かりやすかった〜全く分かりにくかった)
「研修の進行スピードは適切でしたか?」
→ 3択(速すぎた/適切だった/遅すぎた)
5. 研修の改善点や要望があれば教えてください。
→ 受講者の率直な意見を集め、次回以降の研修に活かします。
【設問例】
「研修の内容や進行に関して、改善すべき点や要望があれば記入してください。」
→ 自由記述欄
アンケート文を作る際のポイント
研修アンケートを作成する際には、目的や対象者に応じた適切な設問を設定することが重要です。ここでは、アンケート文を作成する際に押さえておきたいポイントを紹介します。
1. 目的にあったアンケート文を作る
アンケートは目的によって質問内容が大きく異なります。例えば、「満足度を測るためのアンケート」と「定着度を測るためのアンケート」では、聞くべき項目が変わります。事前に「何を知りたいのか?」を明確にし、それに沿った質問を作成することが大切です。
2. 対象者を整理する
研修の種類や受講者のレベルによって、適切な質問内容や聞き方が変わります。例えば、新入社員研修と管理職向け研修では、質問の内容や言葉遣いを調整する必要があります。
例
- 新入社員向けの質問例「研修で学んだビジネスマナーを実務で活かせると感じますか?」
- 管理職向けの質問例「研修で学んだリーダーシップスキルを活かす機会がありましたか?」
受講者の立場や業務経験に合わせた質問を設定することで、より正確なフィードバックを得ることができます。
3. 回答形式に意図を持たせる
アンケートでは、「自由記述」や「選択式」など、さまざまな回答形式があります。どのような情報を収集したいのかを考慮し、適切な回答形式を選ぶことが大切です。
例
- 定量的なデータを得たい場合「5段階評価」や「選択式」を活用
- 受講者の具体的な意見を知りたい場合「自由記述」を活用
- 比較データを取りたい場合「過去の研修と比較する質問」や「前後での変化を尋ねる質問」を設定
目的に応じた回答形式を選ぶことで、アンケートの有用性が向上します。
4. 現場+人事のタッグで作成する
現場の意見を反映しながら、人事部門が研修の目的に沿ったデータを取得できるように設計することが理想的です。現場のニーズと研修の目的を両方考慮することで、実務に役立つアンケートになります。
例
- 現場「実務に活かせるかを知りたい」
- 人事「研修の満足度や理解度も確認したい」
両者の視点を取り入れながら、バランスの取れたアンケートを作成しましょう。
5. 専門家への相談もおすすめ
研修アンケートの設計は、「研修の目的」「適切な質問設定」「データ分析の活用」など、多くの専門知識が必要になります。専門家に相談することで、より精度の高いアンケートを作成し、研修の効果を最大化できます。
専門家に相談するメリット
- 研修の目的に沿った適切な質問設計ができる
- データ分析の手法についてアドバイスが得られる
- 他社の成功事例を参考にしながら設計できる
特に、研修の「定着率」や「行動変容」を測る場合は、専門家の知見が役立ちます。
アンケートの実施方法
研修後のアンケートは、実施方法によって回収率やデータ分析のしやすさが異なります。ここでは、「対面×紙」「対面×オンライン」「リモート×オンライン」の3つの方法について、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。
1. 対面×紙
特徴
- 研修終了後、その場で紙に記入してもらう方式
- 受講者が必ず回答するため、回収率が高く、抜け漏れがない
- その場で書くため、研修直後のリアルな意見が得られやすい
メリット
✔ 回収率がほぼ100%
✔ 回答をじっくり記入してもらいやすい
✔ 質問の意図を説明しやすい
デメリット
! 集計・分析の作業負担が大きい(手作業になる)
! 紙の管理が必要(紛失リスクがある)
! 記入の手間がかかるため、自由記述の回答が短くなりがち
2. 対面×オンライン
特徴
- 研修会場でPCやタブレット、スマートフォンを使ってオンラインフォームに回答してもらう方法
- Google FormsやMicrosoft Formsなどを活用
- 紙のアンケートと同様に、その場で記入するため回収率が高い
- デジタル化されているため、集計や分析がしやすい
メリット
✔ 回収率が高い(その場で実施)
✔ 自動集計ができ、データ分析がしやすい
✔ 記入ミスや未回答を防ぎやすい
デメリット
! デバイスの準備が必要(PC・タブレット・スマートフォン)
! ネットワーク環境によってはスムーズに回答できない可能性がある
! 高度なアンケートシステムを導入する場合は、コストがかかる
3. リモート×オンライン
特徴
- 研修終了後、オンラインでアンケートフォームを送付し、各自で回答してもらう方式
- もっとも簡単に実施できるが、回収率が低くなりやすい
- リマインド施策が重要(回答期限を設定し、リマインドメールを送るなど)
メリット
✔ もっとも手軽に実施できる(場所・時間を選ばない)
✔ 大人数の研修にも対応可能
✔ 回答者が落ち着いて記入できるため、自由記述の回答が詳しくなる
デメリット
! 回収率が低くなりがち(リマインドが必要)
! 受講者が回答を後回しにしてしまうリスクがある
! 回答期限までの管理が必要
まとめ
実施方法 | 回収率 | データ集計のしやすさ | 特徴・ポイント |
---|---|---|---|
対面×紙 | ◎(高い) | ✖(手作業で集計) | その場で確実に回収できるが、集計作業が大変 |
対面×オンライン | ◎(高い) | ◎(データ化しやすい) | デジタル集計が可能で、記入ミスも少ない |
リモート×オンライン | △(低くなりがち) | ◎(自動集計可能) | 参加者の負担が少ないが、リマインドが必要 |
研修の規模や実施環境に応じて、最適なアンケートの方法を選びましょう。特に、リモート×オンラインの場合は、回収率を高めるための工夫が不可欠です。
アンケートのオンライン実施におすすめなサービス
アンケートのオンライン実施には、無料と有料のさまざまなツールが利用できます。それぞれの特徴を理解し、目的に合ったサービスを選ぶことが重要です。
無料で利用可能なサービス
無料のアンケートツールは、基本的なアンケート作成・集計機能を備えており、手軽に導入できます。特に、小規模な研修や簡単なフィードバック収集に適しています。
Google Forms
- 特徴
- Googleアカウントがあれば無料で利用可能
- 回答の自動集計が可能で、Googleスプレッドシートと連携できる
- シンプルなデザインで、初心者でも使いやすい
- デメリット
- 高度なカスタマイズや条件分岐が少ない
- データの管理機能が限定的
Questant
- 公式サイト Questant
- 特徴
- 直感的に操作でき、初心者でも簡単にアンケートを作成できる
- 選択式の設問や自由記述を組み合わせられる
- 無料プランでも基本機能が充実
- デメリット
- 無料プランでは回答数や機能に制限がある
- 詳細なデータ分析機能は有料プランのみ
formrun
- 公式サイト formrun
- 特徴
- フォーム作成機能が充実しており、デザインのカスタマイズも可能
- チームでの管理・共有機能が備わっている
- CRM(顧客管理システム)との連携ができる
- デメリット
- 無料プランでは利用できるフォーム数が限られる
- 高度な分析や自動集計機能は有料プランが必要
有料サービス
有料のアンケートサービスは、より高度なデータ分析や回答管理機能を備えており、大規模な研修や詳細なフィードバックが必要な場合に適しています。
推す!研修
- 公式サイト https://osuken.com/
- 特徴
- 研修の効果測定に特化したアンケート設計が可能
- 受講者の満足度だけでなく、学習の定着度や業務への活用度も可視化
- 研修データを活用し、改善策の提案が可能
- デメリット
- 有料サービスのため、導入コストが発生する
- 企業ごとにカスタマイズが必要
WEBCAS formulator
- 公式サイト WEBCAS formulator
- 特徴
- 高度なフォーム作成機能を提供
- 個人情報の管理やセキュリティ対策が強固で、大企業にも対応可能
- 自動集計やレポート作成機能が充実している
- デメリット
- コストがかかる
- 導入時に設定や運用の学習が必要
Cuenote Survey
- 公式サイト Cuenote Survey
- 特徴
- 大規模アンケートにも対応し、数万件の回答を処理できる
- 回答者の属性分析やデータの可視化が容易
- 多言語対応も可能
- デメリット
- 高機能なため、運用に慣れが必要
- 費用がかかる
サーベロイド
- 公式サイト サーベロイド
- 特徴
- 日本国内のパネルデータを活用し、特定のターゲット層へ調査が可能
- 自由回答や選択式のアンケートが設定できる
- AIによるデータ分析機能を搭載
- デメリット
- 外部パネルを利用するため、コストがかかる
- 研修アンケートとしてはややオーバースペック
まとめ
サービス名 | 無料/有料 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|
Google Forms | 無料 | シンプルな設計、Google連携可能 | 小規模な研修、簡単な満足度調査 |
Questant | 無料(有料プランあり) | 直感的な操作性、選択式設問が充実 | 中規模の研修、詳細なフィードバック収集 |
formrun | 無料(有料プランあり) | チーム管理機能、CRM連携 | 研修管理、データ分析が必要な場合 |
推す!研修 | 有料 | 研修の効果測定に特化、定着度の可視化 | 研修のPDCAサイクルを回したい場合 |
WEBCAS formulator | 有料 | 高度なセキュリティ、企業向け | 大規模企業、個人情報を扱う場合 |
Cuenote Survey | 有料 | 多言語対応、大量データ処理可 | グローバル展開や大規模調査 |
サーベロイド | 有料 | パネルデータ活用、ターゲット調査 | 外部の意見を収集したい場合 |
目的に応じて適切なアンケートツールを選び、研修の効果測定を効率的に進めましょう。
研修・アンケート効果を最大化するなら『推す!研修』
研修の効果を正しく測定し、継続的に改善することは、企業の成長にとって重要です。『推す!研修』では、研修の学習定着や業務への活用を促進するために、アンケートを活用した効果測定とフォローアップを支援します。
『推す!研修』の特長
- 目的に応じたアンケート設計
受講者の満足度・理解度・業務定着率など、企業のニーズに合わせた質問設計をサポートします。 - データ分析と改善提案
アンケート結果をもとに、研修の強みや課題を分析し、次回研修の改善点を明確にします。 - 継続的なフォローアップ
研修直後だけでなく、一定期間後にもアンケートを実施し、スキルの定着度を可視化。フォロー施策の提案も可能です。
こんな企業におすすめ
- 研修の成果を可視化し、効果的な学習支援を行いたい。
- 受講者の満足度だけでなく、業務での活用度を測定したい。
- 研修結果をもとに、次回の研修内容を最適化したい。
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